実るほど頭を垂れる稲穂かな
母が口癖のように言っていました
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
子供の頃は「ふ~ん」と思っていたのですが、歳を重ねた今は本当にそうだなあ!
周りの人を見ても納得するし、自分もそうありたいと思うことしきりです
なかなかですが、、、ねっ
最近、ひまわりにそれを感じています
咲き始めてから2週間が経ちました
全盛期のあの美しさはなくなり、花が下をむいて、葉は萎れ、見るも無残な姿になりました
夫は「ひまわりはもう終わったので片付けようよ」
というのですが、
私は「まだ終わっていないよ。来年のために一生懸命種を育てているので、もう少し待って!」
とお願いしています
わかりますか?
花びらも枯れてしまい、もう空に向かって咲くひまわりの姿はどこにもありません
でもね、よく見ると種をいっぱい膨らませているのです
もう、種が黒くなって、後一息です
見た目が悪くても、まだまだ一生懸命に生きているひまわりを見て、私は想像の翼を広げています
立派な種がたくさん出来たら、ご近所さん、バランスのお客様、卒業生、お友達、親戚等々のみなさんにご協力をお願いしてたくさんのひまわりを咲かせたいのです
地植えは勿論ですが、鉢やプランターでも立派に育つので、ひまわりの花いっぱい運動を広げてみたいと思っています
種の欲しい方にはご連絡いただければ郵送もいたします
このひまわりの子どもたちがいろんな場所で、黄色の大きな花を咲かせると思うだけでワクワクしています
1本だけ、背の小さなひまわりが咲いています
それには花が複数咲いていて、、、、、これならビルのベランダ等でも十分育てられるので、この種は別にしておきます
2023-07-24 15:31
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コメント(6)
お母さまの「実るほど頭を垂れる稲穂かな」の言葉に共感される西村さんたちを見て「すてきな親子だなあ!」と思います。
それから「ひまわりの花いっぱい運動を広げてみたい」西村さんはすばらしいな!と思っております。
昔、今は亡き娘の「夏の匂い」という小説が市民文芸で、西日本新聞社賞を受賞しました。最近、その小説をワードに文章化しました。原稿用紙30枚分を打ち込む作業は、大変でした。
その中に「人間だけが障がいをもつ子供を一生懸命に育てる」との記述があります。
西村さんのお庭に咲いた「背の小さなひまわりの種」を私に、少し譲っていただけますか?障がいを抱えた植物のひまわりを私たちは、育ててみたいのです。
by 山田泰史 (2023-07-26 03:47)
山田さん、おはようございます。
娘さんの「夏の匂い」という原稿用紙30枚の力作をワードで文章化されたとのこと、お疲れ様でした。
いつの日か自費出版されるのを楽しみにしております。
ひまわりの種、もらってくださるとのことありがとうございます。
嬉しいです。
「背の小さいひまわり」はそういう品種なんですよ。
たまたま種に混じっていたのだと思います。
いろんな品種があっていい!
いろんな人がいていい!
すべて尊いです。
山田さんに是非育てて欲しいと思います。
よろしくお願いいたします。
by あかね (2023-07-26 08:57)
「背の小さいひまわり」はそんな個性をもつ品種なのですね。知りませんでした。西村さんには教えてくださって、ありがとうございます。
世は多様化の時代です。
金子みすずさんの有名な言葉の「みんな違って、みんないい」のとおりなのですね。
そんな、ひまわりの種を分けてくださる西村さんに感謝です。大切に育てたいです。
そして、障がいも個性として認められる時代に、なりますように願っております。
by 山田泰史 (2023-07-26 17:08)
金子みすずさんの「みんな違って、みんないい」
私も好きです。
友人と「金子みすず記念館」に行ったことがあります。
素敵な詩を残して短命でしたが、、、、、
by あかね (2023-07-27 11:27)
西村さんはお友達とご一緒に「金子みすず記念館」に行かれたことがあられるのですね。
娘は趣味として小説を書いていました。小学校2年生の「作文コンクール」の入選以来、地方のローカルな賞ですが、入賞や入選を果たしていました。
私は「人には負けることはあっても、決して、弱い自分自身に負けてはいけんよ」と教えてきましたが、若くして亡くなりました。
そんな娘のために、娘の小説を自費出版してあげたいです。今は天国で大好きな小説を読んだり、書いたりして、幸せに過ごしていることと思います。
by 山田泰史 (2023-07-29 03:51)
そうですね。
自費出版を頑張ってください。
by あかね (2023-07-29 20:38)